新たな分類方法の整理と構築

Tristan Pirouz
Tristan Pirouz

2016-02-19公開

自社商品やコンテンツを整理する方法を改善することは、サイトに価値あるページを増やすための最も簡単で効率的な方法の1つです。全て原理は共通しており、ページ数が多いほど、(サイトのオーソリティの範囲内ではあるが)検索順位表示でヒットするワードが多くなるということです。

ECやクラシファイドサービス、リスティングサイトは、商品タイプや価格、ロケーションといった事項に関連したファセットを活用してください。そうすると商品セット毎に動的なページが生成され、ユーザーがサイトに求める情報やモノを見つけやすくなり、かつ長期的な検索トラフィックをもたらすページを作成することができるようになります。これらのページは、オーガニックトラフィックの大部分を生み出すサイトで最も重要なページとなります。こうしたファセットは以下のような要素を含みます。

ブログ記事やニュース記事といった定期的に更新されるコンテンツを公開しているサイトでは、以下のようなページグループを活用すると良いでしょう。これらのページをうまく管理すれば、長期的に検索トラフィックが増える可能性があります。これはタグやカテゴリページ自体が良い位置に表示される可能性があるためです。

これらのファセットは、更に詳細な検索に対しても組み合わせて活用できます(例:サイズ10の赤いシャツを着た女性、ロンドン北西部の管理職のポジションなど)

 

“選択肢が多すぎる”ことに注意

少数の高品質で管理、活用しやすいタグ/ファセット/カテゴリの方が、質の低いものが大量にあるより価値があります。これは同じコンテンツがそれぞれに追加されていくことになってしまい、本質的には互いに重複コンテンツとなるためです。

良い:それぞれ1つの商品/ページグループを含み、サイトの特定の場所へ明確にリンクされているファセットタイトル

  1. 赤いイブニングドレス
  2. ブログへのアドバイスとベストプラクティス

悪い:特定のキーワードに関して本質的には同じことを意味する大量のファセット

  1. 赤いイブニングドレス、赤いオケージョン用のドレス、夜会用の赤いドレス、オケージョン用の赤いドレスs
  2. ブログ、ブロガー、ブログ作成、ブログ作成のヒント、ブログ作成のアドバイス、ブログのベストプラクティス

重複コンテンツはサイトのサーチパフォーマンスに深刻な影響を及ぼすものではないかもしれませんが(←Googleはインデックスすべき最適なコンテンツを決定できるため)、類似のページが大量に存在するとクロール効率性が低下し、サイトをユーザーが閲覧するための最適なナビゲーションに混乱が生まれ、そして複数ページにわたりランキング/ソーシャル/エンゲージメントの各シグナルを分離してしまいます。

この問題はサイト編集者の目線でも非常に面倒なものとなります。編集者は、商品や投稿内容のアップデートを行う際、常に大量の似通った分類を忘れずに追加していかなければならないからです。編集側に見落としがあると、良いコンテンツの間にギャップが生まれ、結果として、これら全てのページが弱く内容の薄いページとなってしまいます。そしてこの点でパンダアップデートのペナルティを受ける可能性があります。生成した全てのタグやファセットは価値ある固有のもので、かつユーザーにとって興味のあるものでなければならないからです。

 

ページネーションに関する簡単なアドバイス

タグやファセットにコンテンツや商品を追加すればするほど、ページ分割されたページをさらに作っていくことになります。ページ数は基本的にデータアイテムの数とこれらデータアイテムへのリンクを表示しているページ数の合計として定義されます。

Googleが1ページ目をしっかりインデックスできるように、ページ分割されたページを、有効なrel next/prevタグを使ってマークアップしてください。

 

DeepCrawlを使ってサイトの分類を整理/構築し、長期的に使用できるものにする方法

ステップ1:既存ページの整理

既存のタグ、カテゴリ、ファセットのパフォーマンスを評価する

DeepCrawlのレポート(プロジェクトとGAを連携させ、クロールを実行した上で、ユニバーサル > アナリティクス > オーガニックランディングページにて確認)とGoogleサーチコンソールのインデックスページ(サーチコンソール > 検索トラフィック > サーチアナリティクス)を活用して、現在トラフィックを生んでいる分類ページのリストを作成してください。

オーガニックトラフィックの発生していない質の低いページについては、DeepCrawlのオーガニックランディングページがない というレポートでも確認できます。トラフィックを生み出していないタグページはインデックスから外す、正規化する、または削除するかどうか検討しましょう(どうするかの判断基準はこうしたページがサイトにおいて生み出している価値に基づくでしょう)。

新しい分類の作成に関しては、最も成功している(価値の高い)ページを参考にすることも効果的です。

既存のページネーションに関する問題の確認

新しいページ群を追加する前に、rel next/prevタグの設定を確認してください。 DeepCrawlを使ってページネーションのあるページがリンクされているか確認してください。インデックス > インデックスページ > ページネーションのあるページコンテンツ > ページネーション > 最初のページ > リンクされていないページネーションのあるページ

ページネーションの適切な実装方法について詳しくはDeepCrawlのページネーションガイドをご確認ください。

クロール効率性の最適化

新しく拡張した分類構造が本番環境において検出されるように重複を削除してください。ここではdisallow, canonical, noindexタグの適切な取り扱いが重要となります。詳しくは、 DeepCrawlのすぐに修正すべき7つの重複コンテンツ問題という記事をご覧ください。

エイリアスは全てマージして、新しいものにマージできない非常にまれにしか使われない(使用している記事が5以下)または古い分類を削除してください。

ECやクラシファイドサービス、リスティングサイトに関しては、既存のファセットやその組み合わせをレビューしてみてください。ページをインデックスから外す場合、順番や他のフィルタをソートするのを忘れないようにしましょう。そのままにしておくと新しいページが作成されてしまいます。こうしたページはサイトによっては価値があるものですが、ほとんどの場合、インデックス可能なもののみを残す設定をした上で、インデックスから外すべきです。

通貨など国により異なる要素がある場合には、hreflangタグを使って多言語間での重複を避けるようにしてください。

以下のステップに従ってDeepCrawlのレポートで重複コンテンツの確認ができます。 コンテンツ > メインコンテンツ > 重複メインコンテンツとコンテンツ > タイトルとディスクリプション > 重複タイトル/ディスクリプション

ステップ2:リサーチ

トピックのリサーチ

次に、従来からあるキーワードサーチチャネルや、または内部検索データを使って、まだ対応していない新しい分類のリサーチを行いしましょう。

また、自社サイトや、注意深く制限したスピードでクロールを行うことで競合のサイトから取得したトピックを使うこともできるでしょう。meta keywordsタグが使用されている場合には、キーワードデータを抽出するためにカスタム抽出を活用する事もできます。

Using custom extraction in the DeepCrawl app

希望するトピックを抽出するための詳細については、DeepCrawlの カスタム抽出ガイドをご覧ください。

最終的な目標は有用なページを少数作成することであるため、フォーカスすべきはトピックでありキーワードではないことを忘れないようにしてください。

ヒエラルキーを作成する

差異を見つけるために、リサーチ結果と既存のページのリストを比較してください。ここでは、広範なものから特定のものまで、既存のコンテンツ、商品、リストといった自社にとっての武器を補強するためにトピックのヒエラルキーを見つけることに主眼があります。

これはその後、カテゴリやサブカテゴリ、タグ、ファセットなどに分割して新しい分類を構成することができます。

ステップ3:新しいページの作成

この効果はサイトやサイトの基盤となるCMSの種類によって異なります。例えば、ファセットナビゲーションのあるサイトにおけるファセットやカテゴリは、一般的に開発チームによってサイトに追加されます。これらが実際に機能する前の段階で処理され、データに接続される必要があるからです。

しかしながら、サイトがどんな種類であれ、すぐに新しいタグやファセットを追加し、新しいサイトの分類にページがほとんど追加されていない、または全く存在しないという状態にはならないようにしてください。新しいページを大量に追加する場合には、こうした作業をバッチ処理で行った方が簡単で管理しやすいかもしれません。

もし新しい分類が本番サイトにどんな影響を与えるか不安な場合、DeepCrawlのテストと本番環境の比較機能を使って、はじめにステージングサイトへ適用してページネーション、重複コンテンツ、タイトルやディスクリプションの欠落、hreflangタグといった点に問題がないか確認してください。

ステップ4:最終確認と長期的な利用へ

設定の確認

DeepCrawlの”サイトマップにのみ存在”レポート(ユニバーサル > サイトマップ)を使ってサイト内にリンクされた全ての新規ページを確認してください。これによりサイトマップに含まれるがサイト内のどこにもリンクされていないページが表示されます。

こうしたページ作成プロセスにおいてページネーションの問題が発生していないか再度確認してみてください。これは、[インデックス > インデックスページ > ページネーションのあるページ]、または[コンテンツ > ページネーション > 最初のページ > リンクなしのページネーションページ]にて確認できます。

長期的な戦略構築

将来的にあまり使われないページを作ってしまわないように、追加的に作成される分類の最小閾値を設定しておくことが重要です。例えば、そのトピックについて少なくとも5記事が公開される前に、新しいタグが作成されないようにします。この閾値を減らすと、インデックス可能なページ数が増えますが、概してエンゲージメントが減少します。

コンテンツや商品、リストなどと、タグやファセットとがどの範囲でマッチするか、これらがリンクされる前に確認していくと良いでしょう。

例えば、ドレスの袖が青い場合、このドレスは”青いドレス”のファセットに追加されるべきでしょうか?ある政治家が記事で言及されている場合には、その政治家のタグはこの記事に追加されるべきでしょうか?

関連性に関するルールを緩和すると、ユーザーのエンゲージメントを低下させることなく、(そのトピックに関心のある人にとってそのコンテンツが有用である限り)サイト上のインデックス可能なページ数を増やせるかもしれません。オンラインマーケティングでは常にそうであるように、オーディエンスの理解は、ユーザーがサイトへ遷移してくる間のステップで関係のないコンテンツを表示してUXを阻害することを避ける上で絶対に欠かせません。

ウェビナーやホワイトペーパーでサイト構造についてさらに学ぶ

分類とサイト構造について更に詳しく知りたい場合、サイトのパフォーマンスを上げるためのサイト構築方法に関するJamie Alberico氏によるウェビナーのまとめ(英語) をご覧ください。このまとめ記事には、主に重要な点の全て、Jamie氏のプレゼン資料、そしてセッションの録音内容が全て盛り込まれています。

DeepCrawlが提供するサイト構造に関するホワイトペーパーでも、ユーザーフレンドリーな分類方法、内部リンクの最適化を始めとした様々な点についてさらに詳しく説明がありますので、ぜひご覧ください。

サイト構造に関する究極のガイドを読む

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