順位変動リスクを回避!ドメイン変更前に必ずおこなうSEO項目

2020-06-29公開

サイトリニューアルによるドメイン変更やサーバー移転など、URLの変更の際には大きなリスクが伴います。

移行に失敗し、ドメイン変更後の順位急落やトラフィック減少など、取り返しがつかない場合もあります。移行前のトラフィックに戻すのに2年~3年とかかってしまうウェブサイトも実際にあるのです。

今回は、そんなドメイン変更によるリスクを回避するために、変更前に必ずチェックすべきテクニカルSEOをご紹介します。DeepCrawlの活用例とともに解説しますので、ぜひ参考にしてください。
 

ドメイン変更によるSEOへの影響

ドメイン変更によるSEOへの影響
URLが変更になる場合、SEOに関して大きな影響があります。

クローラーは、URLが変わると別のサイトとして認識します。旧ドメインへのGoogleの評価は、適切な処理をしなければ新ドメインに引き継がれません。また外部リンクが張られたページのURLが変わりリンクが切れてしまうと、ページランクの受け渡しがなくなります。

長年運営して獲得した外部リンクやGoogleからの評価が0になってしまう可能性があるのです。これが原因となって、ドメイン変更後に検索順位が急落したり、トラフィックが激減してしまうウェブサイトが後を絶ちません。

新ドメインへSEOの影響を最小限にするためには事前に入念な検証が必要です。では、何をチェックすればいいのか、次のタームから詳しく解説していきます。
 

やりがちなリダイレクト設定エラー

やりがちなリダイレクト設定エラー
新ドメインに評価を引き継ぐには、リダイレクト設定が必要です。旧ドメインから新ドメインへ、301リダイレクト設定をすることで、ページランクが引き継がれます。

ただし適切なリダイレクトを設定しないと重大な問題を引き起こす可能性もあります。

全てのURLをトップページにリダイレクトしている

全てのURLをトップページにリダイレクトしている
ページの内容に関係なく、全てをトップページにリダイレクトしている場合がありますが、これは間違いです。可能な限り、リダイレクトは1対1にし、新ドメインURLと旧ドメインURLが対照となるページにかけましょう。

リダイレクトを設定したら、検証をおこないます。

上記項目が、意図した通りにリダイレクトされているか見直しましょう。

DeepCrawlはGoogleBotと同性能のクロールが可能なためリリースする前のチェックに最適です。
DeepCrawlで旧ドメインサイトをクロールし、200以外のページレポートで確認ができます。
また、テスト設定>URLリライト機能を使えば、テスト環境上でさらに詳細な洗い出しが可能です。リダイレクトのルールを追加して、疑似的にURLを変更した後の環境を作り出し、本番環境に反映する前にリダイレクトが機能するか確認できます。

リダイレクトチェーンが発生している

リダイレクトチェーンが発生している
リダイレクトを設定したら、リダイレクトチェーンが発生していないか確認しましょう。リダイレクトチェーンとは、あるページが別のページにリダイレクトされ、さらに別のページにリダイレクトされ……と、リダイレクトが繰り返されることを指します。

リダイレクトチェーンの問題点は、ユーザーや検索エンジンが目的のページにたどり着くまでに時間がかかることです。

クローラーに対しては、クロールスピードを遅くさせ、各リダイレクト先のURLをクロールすることで貴重なクロールバジェットが失われます。またGoogle公式は、リダイレクトは5回まで従いそれ以上はクロールせず、5回を超えた場合は404エラーとして処理すると言及しています。

更にユーザーにとってはページ読込みスピードが遅くなり、ユーザー体験を損なわせます。読み込み時間が長くなると離脱率の増加やユーザー満足度の低下に繋がります。

ページ読み込みスピードはGoogleの評価指標の一つであり、表示が遅ければユーザーに悪影響を与えます。リダイレクトは最小限にすべきです。

リダイレクトチェーンが発生しているかどうかは、DeepCrawlの設定>リダイレクト>リダイレクトチェーンのレポートで確認できます。リダイレクト設定しているURLの中で、リダイレクトチェーンが発生しているものだけ抽出することができます。

不要なリダイレクトは解除しリダイレクトチェーンを防ぎましょう。
 

canonicalタグは設定しているか

canonicalタグは設定しているか
重複するページを防ぎ、正規URLをクローラーに示すために、すべてのURLにcanonicalタグを実装しましょう。

類似したコンテンツページがあれば正規URLに統一します。類似ページがない場合でも、そのページ自体にcanonicalタグをリンクさせます。

ただし、canonicalタグで正規化した場合、正規ページ以外の重複とみなされたページはインデックスされません。canonicalタグで指定したURLが適切か、確認を怠らないようにしてください。

canonicalタグを設定したら、DeepCrawlのインデックス不可ページ>canonical設定ページから確認できます。

「canonical設定ページ」レポートでは設定したURLが正しいかどうか、「有効なcanonicalタグがないページ」レポートで検出されたページにはcanonical設定を追加してください。
 

サイト構造が変わる場合のチェック項目

サイト構造が変わる場合のチェック項目
サイトのディレクトリ構成も変更する場合は、さらに入念なチェックが必要です。ディレクトリ構造が変更されURLのパスが変わることは、ドメイン変更とは全く異なります。両者は一度に変更せず、別々に対処するようにしましょう。
 

404エラー

404エラー
大規模なサイトであれば、404エラーが存在するのは自然なことであり、それ自体に問題はありません。しかし、人為的なミスが多いのが404エラーです。

DeepCrawlでは200以外のページ>破損ページ(4xxエラー)から一括でエラーページを確認することができます。URLの表記ミスや、新しいURLへリダイレクトが設定できていないというようなエラーをなくしましょう。

またディレクトリ構成変更に際し必要がないページが出てきた場合は、削除するのではなく、類似した新しいページに301リダイレクトすべきです。

検索エンジンがそのページを評価していた場合、削除してしまうと検索順位が落ちるなどの影響があります。どのページがユーザーにとって重要なのか事前に調査して、ウェブサイトを再構築しましょう。
 

重要なコンテンツは3階層目まで

重要なコンテンツは3階層目まで
ウェブサイトのディレクトリ構造が複雑だと、ユーザーが必要なコンテンツを見つけるために何度もクリックが必要であったり、重要なコンテンツが深い階層に位置し見つけられないことがあります。深い階層にあるサイトはクローラーから重要なページでないと判断されます。

ディレクトリ構造を整理することで、ユーザービリティやクローラビリティが向上し、SEO評価の向上にも繋がります。

DeepCrawlでは「ウェブクロール階層」レポートにて階層構造を一覧で確認でき、「主要なページ」、「重複ページ」などページ重要度にわけて何階層目に位置しているか検出できます。

Google Analyticsと連携してPVの高いページや重要なコンテンツは3階層目までに設置するようにしましょう。3階層以降に配置されている主要ページがあれば、サイト構造の見直しをおこないましょう。
 

テスト環境上で比較検証をおこなう

テスト環境上で比較検証をおこなう
解説してきたSEO項目が設定し終わったら、テスト環境で検証をおこないます。DeepCrawlでは、本番環境にアップする前にテスト環境で問題がないかを確かめることができます。

現在のウェブサイトとテスト環境上のウェブサイトをクロールすることで、両者の変更点がリストとなって比較ができます。リダイレクトやcanonicalタグなど、項目ごとに比較できるため効率的な検証が可能です。

移行後の環境をシミュレーションして、ドメイン変更を成功に導きます。
 

Googleへドメイン変更を報告をする

Googleへドメイン変更を報告をする

ドメイン変更が完了したら、Google Search Consoleを使用してGoogleへ報告します。アドレス変更ツールから申告することで、旧ウェブサイトから新ウェブサイトへ検索結果がすみやかに移行されます。

まず、Search Consoleに旧ドメインと新ドメインの両方を登録します。その際、同じGoogleアカウントを使用するようにしてください。
登録が完了したら旧ドメインの画面にて設定>アドレス変更から、新しいドメインサイトを送信しましょう。

リクエスト送信後、進行中である通知がSearch Consoleに表示されます。処理が検索結果に反映されると、トラフィックが旧ドメインから新ドメインに少しずつ移行していきます。
 

移行後も検証し続けよう

移行後も検証し続けよう
ウェブサイトが無事に移行した後も検証し続けることが最も大切です。

ドメイン変更後のトラフィックが上がるのか下がるのかで、移行の成功が実証されます。DeepCrawlでは、過去にクロールした内容と最新のクロールを比較することができるため、ドメイン変更前と比較してサイト内部に問題がないか、長期にわたって調査確認し続けましょう。

また、”やりがちなリダイレクト設定エラー”で説明したURLリライト機能を使えば、疑似的にドメイン変更前の環境を作り出し、リダイレクトが正常に機能しているかチェックできます。

移行の設定にミスがあったとしても、早急に発見し対応すれば軽微な影響ですみます。ドメイン変更後も気を抜かず検証を続けましょう。
 

まとめ

まとめ
ドメイン変更やサイトの移行は、明暗がわかれます。
ただURLが変わるだけだと甘く見ていると、取り返しのつかない損失を生むかもしれません。

SEO項目を事前に確認して、ドメイン変更によるリスクを減らしましょう。

DeepCrawlは、テスト環境上でクローリングまでできるテクニカルSEOに特化したツールです。ドメイン変更におけるチェックは目視でも可能ですが、大規模ウェブサイトの場合は特にリソースの問題や人為的ミスもおこるかもしれません。リスクを最小限に抑えるために、ぜひDeepCrawlの導入もご検討ください。

サイト移行を成功させるため、解説したチェック項目を元に検証スケジュールをたてて進めましょう!

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